昔食べ歩いた大阪のB級グルメ。東京に住んで久しい今でも時々思い出しては懐かしんでいる。大阪に戻ると、いつもそれら全部を食べてから東京に帰らなければならない義務感にかられる。1月6~8日に大阪を訪ねた際にも、食べて食べて食べた。
6日14時頃
「大福」
大阪市北区梅田1-2-2 大阪駅前第2ビル B2F
焼きそば大盛りを注文。ご覧の通りこの店の大盛りは尋常ではない。焼きそばが山を形成、崩さないように食べるのに一苦労。太めの麺と甘辛いソースの絡みが絶妙で、大好きな一品。このボリュームで600円というのも安い。店のおばちゃんが僕のことを覚えていて、いつも歓待してくれることも嬉しい。
6日16時頃
「圓」
大阪市天王寺区上本町6-3-31 上本町ハイハイタウン2F
カウンターのみのお好み焼き店で、おっちゃんが目の前の鉄板で焼き上げてくれる。牛スジが入ったスタミナ焼きを注文。もっちりとしながらもふわっとした食感にいつも感動する。まさに大阪のお好み焼き。どうやったらこんなに上手に焼き上がるのか、技を伝授して欲しい。600円と値段も格安。ところで、この店も顔馴染みだけれど、薄くなってきたからといっておっちゃんが頭の毛を全部剃ってしまっていた。時の経過を実感した。
6日18時頃

「ほてい寿司」
大阪市天王寺区上汐3-4-22
大阪は寿司も美味しい。この店はネタが新鮮、とてもリーズナブル。従っていつも混んでいる特にこの日は握りの他に、ぷりっぷりのボタン海老の造り、口の中でとろーっととろける白子ポン酢が絶品だった。
7日15時頃
「赤鬼」
大阪市中央区道頓堀1-6-9
店名の赤鬼の人形が目印の道頓堀の人気たこ焼き店で、いつも行列ができている。もちろんダシが効いた本場のたこ焼きの味。
7日15時半頃
「ワナカ大入り 千日前店」
大阪市中央区難波千日前11-19
吉本興業なんばグランド花月横にある人気たこ焼き店。個人的には日本で1番美味しいたこ焼きを出す店ではないかと思っている。ダシ、具、ソース、焼き加減、全てが最高レベル。この日は初めてポン酢で食べてみたけれど、これもいけた。
7日18時頃
「焼肉の吉田」
大阪市天王寺区下味原町4-11
大阪で焼肉といえば鶴橋。その鶴橋でその名を轟かせる有名焼肉店。高品質の肉をリーズナブルに食べられる。この日の大当たりは特上骨付きカルビ。ミディアムレア程度まで焼き口に運ぶと、肉の旨みが口中に溢れ出る。思わず笑みがこぼれてしまう程美味しかった。至福、感動。
8日11時頃
「元祖変わりかつ丼 祭り太鼓 上本町店」
大阪市天王寺区上本町6-3-31 上本町ハイハイタウンB1F
チーズかつ丼、おろしかつ丼、トマトかつ丼、カレーかつ丼などかつ丼メニューばかり10種類以上揃える店。かつがダシで煮込まれて、ご飯と別々に出される。甘い煮込みダシが大好きだった。1杯600円程度と激安で、付近に学校、予備校が多いことから学生の姿が目立つ。
8日12時頃

「ちょぼ焼き」
大阪市北区梅田1-13-13 阪神百貨店地下1階スナックパーク内
梅田の阪神百貨店地下1階は「スナックパーク」と呼ばれるスタンディングフードコートになっていて、その中の1店がこのちょぼ焼き屋。ポン酢で食べると美味しい。ちょぼ焼きとは以下のような食べ物。
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水で溶いたうどん粉(小麦粉)を専用の型(半円に窪んだ物が並んだ金板)に流し、そこにこんにゃく、紅ショウガ、えんどう豆他に醤油をいれたりねぎや鰹節をまぶしたりしたものを、上下2段になった箱型のカンテキ(七輪)で焼いたもの。大正から昭和初期のおやつ的存在で、子供たちが集まっては各家庭でつくっていた。型のくぼんだ所だけではなく、一面(べた)にうどん粉をひいて作ったものをべた焼きという言い方もある。ちょぼとは、サイコロ(博打の樗蒲で使う物)の目に似ているなどの印や、点などの小さく丸いものをチョボやポチと言うことからきたとされる。
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8日12時半頃
「いか焼き」
大阪市北区梅田1-13-13 阪神百貨店地下1階スナックパーク内
梅田の阪神百貨店地下1階「スナックパーク」随一の有名店。いつも行列ができているけれど、いか焼きを運ぶコンベアーがあったりとオートメーションが進んでいて、回転はかなり速い。自宅土産用に大量に持ち帰る人もかなりいる。たっぷり入ったいかと少し辛めのソースが美味しい。
以上、ご馳走様でした。ということで、また僕は太ったのだった。